Monthly Archives: 3月 2021

 
FRAコンサルティング・代表の降矢等です。

多くの企業が決算日とする3月末日が明日となりました。

 
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3月決算の法人のお客さまからは、例年、年明けから2月にかけて、不動産評価のご依頼をいただきます。
 
3月以外が決算月のお客さまも、決算月の2ケ月前ごろより鑑定評価、価格調査のご相談をくださることが多いです。
 
 
 
 
所有不動産についての定期的な再評価(時価評価)のほか、簿価計上している不動産について時価を把握する鑑定評価遊休不動産や販売用不動産(棚卸資産)についての価格調査など、継続的にご依頼を頂戴しているお客さまでも評価ニーズは年ごとにさまざまです。
 
今年は、新型コロナウイルス感染拡大によって所有不動産価値にどれほど影響があったかを知りたい、とのご相談がありました。
 

すべての案件について、ご期待以上のプラスアルファの価値を感じていただけるサービスをご提供できるよう心掛けております。
 

新しいお取引となる法人のお客さまからは、年間を通してコンスタントにお問合せをいただいています。

5年ほど前にホームページをリニューアルするまでは、既存のお客さまやこれまでお仕事をご一緒してきた税理士・会計士・弁護士の方からのご紹介によるご連絡がほとんどでした。

ありがたいことに、近年は「ホームページを見ました」と、直接ご担当者の方がお電話をくださるケースが多いです。
 
新規のお取引といえば、ウィズ・コロナの時代を実感していることがあります。

弊社が、各種サービス企業の方からオフィスや事業の効率化に関する新規ご提案を受けるに際して、劇的な変化がありました。

この一年、いただく営業メールの数が激増し、感覚として前年の10倍くらいになっています。
一方で電話によるご連絡は減っています。

テレワーク浸透のあらわれの一つですね。
 

弊社はメールや電話による新規開拓営業活動は行っておりませんが、皆さまからの不動産評価に関するお問合せを常時お待ち申し上げております。

金融機関対応企業会計対応訴訟対応に際しての不動産評価は、実績豊富な弊社不動産鑑定士にお任せください。
 

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FRAの伊藤です。キャンプブームの考察、本日が最後です。
 
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キャンプはじめアウトドアを楽しむ方が増えたことで、焚き火もブームになっています!
 
今年の1月、松の内にはフジテレビで、その2週間ほどあとにはNHKで、”焚き火の映像を流すだけ”という番組の放送があって、あまりアウトドア派ではない私もブームを実感しました。
 
 

フジテレビの放送で揺らめく炎を30分間流し見したら、とてもリラックスできました。
 
そこで、焚き火っていいね! という感動を分かち合いたくてキャンプ好きの友人に連絡を取ったところ、 「その番組は広島のテレビ局の制作で、広島では2時間の放送があった」 「ノルウェーの公共テレビではかつて焚き火の映像だけで8時間という番組が放映されて国民の2割がそれを視聴した」 というエピソードを教えてくれました。
 
 
火の揺らぎには、ここではないどこかに誘われるような、不思議な、飽きない魅力がありますね。

また、焚き火は、目だけでなく耳からも私たちに心地良さを届けてくれます。
 
このような人が自然や日常にある何気ないものについて目や耳に心地よく感じる現象は「ASMR(自律感覚絶頂反応)」と呼ばれ、ビジネスの場面でも注目されているのだとか。
 
 
不動産の世界においても、ASMRをもたらす視覚や聴覚に訴える要素がある物件は、代替競争関係にある不動産との比較で優位に立ちます。
 
改めて、お客さまから評価のご依頼をいただいた不動産に五感を総動員して向き合っていきたい、と思いました。
 
 
都市、郊外、どちらにある不動産評価も弊社にお任せください↓

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FRAコンサルティングの伊藤です。

コロナ下にあって勢いづくキャンプブームですが、”キャンプ×宇宙”という、スケールの大きな試みが始まっています!
 
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「キャンプ場候補地を宇宙から衛星で探すプロジェクト」が昨秋スタートしたとのプレスリリースを目にしました。
 
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)発のベンチャー企業・株式会社天地人と、キャンプ場企画・運営会社の株式会社Recampとの提携事業です。
 
 
 
 
株式会社天地人は、「気象情報・地形情報等の衛星リモートセンシングデータとその分析技術・ノウハウを用いた土地評価サービスの提供」をするベンチャー、とのこと。
 

JAXAベンチャーの紹介・株式会社天地人

 
…ということは、同社のサービスは、不動産の分野でIT技術を活用する、いわゆる不動産テックの一形態と言えますね。
 
弊社は、代表の降矢が理系出身の不動産鑑定士であることもあって、不動産テックの進展には常々関心を寄せております。
 

【関連記事】

不動産の分野でIT技術を活用・・・不動産テック
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不動産テック成長の時代を、皆さまとともに

 
 
天地人は、ベンチャー企業を支援する一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズが、コア技術を強みにグローバル展開が期待できる国内ベンチャーを選定する「J-TECH STARTUP 2020」の認定も受けているそうです。
 
JAXAの天地人の紹介ページによれば… 同社のミッションは「宇宙からの情報を使い 人類の文明活動を最適化する」
 
不動産テックの分野で日本は世界にプレゼンスを示せないでいるところ、日本に強みがある人工衛星分野の技術を用いることで、ぜひ世界へと躍り出ていただきたいです!
 
 

進取の気性をもち、不動産鑑定に取り組んでおります↓

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不動産鑑定士・伊藤由美子です。

前回のブログで、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて若い世代が地方移住に目を向けるようになっている、という話題を取り上げました。

同じようにコロナ下において一層の盛り上がりを見せているのが・・・キャンプブームです。
 
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テントの輸入数量は、 2016年から4年連続で増加しています。(金額では2009年から11年連続の増加。横浜税関調べ。)
 
日経トレンディと日経クロストレンドが選ぶ「2021年ヒット予測ランキング」では”無人駅&辺境グランピング”が1位に輝きました。
 
 
 
なお、グランピングとは、”glamorous”と”camping”を合わせた造語で、 ホテル並みの設備・サービスがあって設営や食事の支度に煩わされることなく贅沢にアウトドアを楽しむことができるキャンプスタイルのことです。
 
林地の鑑定評価の際などには、キャンプ場用地としての利用可能性について考えることがあります。
 
キャンプブームが、いよいよ気になってきました。
 

ということで、調査に乗り出したところ…

横浜税関の「貿易統計・2020年9月貿易トピックス」の特集のなかに、キャンプブームについての詳しい分析がありました!
 
~キャンプブームのいま~

ソロキャンプ、おうちキャンプ、平日キャンプ、オートキャンプ、グランピングと、三密を回避しながらできる外のレジャーとしても人気が上昇中のキャンプ。ここ数年、キャンプを楽しむ人の層も、楽しみ方も増えてきました。1990 年代、アウトドアの一大ブームが起こり、RV 車(Recreational Vehicle)に乗って、家族でオートキャンプ場へ行き、野外クッキングをしたり、テントの中でくつろいだり、自然を満喫した人も多いのではないでしょうか。そして、ここ数年、家族やグループで、他人に気を使うことなくソロで、一人ひとりテントを持ち寄ってグルソロ(グループ+ソロ)で、と色々な形でキャンプが楽しまれています。

 
~1990年代の第一次ブームと現在の第二次ブーム~

業界によると、1990年代は、週休二日制の導入もあり、「オートキャンプ」が人気を博しました。その後、ブームが去り、マーケットはしぼんでいきましたが、2010年代後半から徐々にマーケットは拡大しているとのことです。
これは、①1990年代のアウトドアブーム時にキャンプを経験した子どもたちが親となり、家族や友人と再度キャンプをするようになったこと、②漫画や芸能人のソロキャンプ動画によって影響を受けた層がキャンプをするようになったこと、③ネット通販の拡大により、手軽にキャンプ用品を購入できるようになったこと、④スマホの普及により、キャンプの様子を SNS にアップして、世界中にその情報を拡散し、多くの人たちと楽しさを共感できるようになったこと等から、幅広い層の人がキャンプを楽しむようになったためとみています。

 
~キャンプブームのこれから~

① 幅広い層の人が様々な目的をもって、冬キャンプを含めオールシーズンでキャンプを楽しんでいること
② 設備の整った快適なキャンプ場が増えていること
③ 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が広がる中、三密を避けながら楽しめる数少ないレジャーとして、キャンプやグランピングが盛況であること
④ リモートワークの普及で、ワーケーションという新しい働き方が注目を浴び、人と自然が近い距離で過ごすことが多くなれば、キャンプに対する関心は高くなること
⑤ 野外フェスティバルや防災への備えとしても需要がある等、テントの用途の多様化が進んでいること
等から、国内におけるアウトドア用品の需要は今後も伸びていく。

出典:税関ホームページ
横浜税関「貿易統計・2020年9月貿易トピックス・テントの輸入」を一部抜粋

 

さらにキャンプブームは、さまざまな新たな動きを生み出してしているようです。
次回以降のブログでは、新潮流を追いかけてまいります。

 

山林・林地・立木・森林・原野の評価を承っております↓

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FRAコンサルティングの伊藤です。
 
東京と大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を提供し、地方暮らしや地域交流をサポートする「認定NPO法人ふるさと回帰センター」が行った地方移住に関するアンケート(調査時期:2020年1月~12月)の結果が、先日公表されました。
 
 

以下のデータは、同センターホームページの公表資料からの引用です。
 
★2020年移住希望地ランキング

<窓口相談者>

1位:静岡県 2位:山梨県 3位:長野県 4位:福岡県 5位:宮城県

<オンライン等セミナー参加者>

1位:和歌山県 2位:広島県 3位:佐賀県 4位:静岡県 5位:長野県

 
このアンケートの回答者は一都四県在住者が8割だそうですので、首都圏からの移住先として人気の地ということですね。
 

過去一年で急速にテレワークが社会に浸透したことで、現役世代にとっても地方移住が現実的な選択肢となってきました。

私の息子の同級生のご家族にも、一年後のお子さんの中学校進学のタイミングに合わせての移住を決意され、準備を進めている方がいます。
 

★センター利用者の年代

2010年・・・40歳代以下・47.5% 50歳代以上・52.5%

2020年・・・40歳代以下・74.1% 50歳代以上・25.9%

 

10年間の各年の推移をみても、地方移住の目的が、現役引退後の余生を過ごしたいというものから、より自分らしい働き方や暮らし方がしたいというものへ、徐々に変化していった様子がわかります。
 
地方移住の動きが、都市圏と地方圏それぞれの不動産市況にどのような影響を与えるか、しっかりと追いかけていきたいと思います。
 

弊社は創業以来、東京都内や近隣県のみならず全国各地の不動産についてご依頼を承り、マーケット分析・物件評価を行ってまいりました。

首都圏以外に所在する不動産の評価につきましても、どうぞ弊社にご用命ください。

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FRAコンサルティング代表の降矢等です。
 
先週、弊社が所属しております日本不動産鑑定士協会連合会が、令和2年不動産鑑定士試験の問題・実施方法に関するアンケート調査の取りまとめ結果を、同連合会のホームページ上で公表しました。
 

令和2年不動産鑑定士試験に関するアンケート集計結果概要

 
 
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よりよい不動産鑑定士試験の問題や実施方法について、同連合会が検討して国土交通省に提案する際の参考とするため、論文式試験試験終了直後の受験生にアンケートへの協力を呼びかけたところ、124名の方から回答があったそうです。

 

 
 
不動産鑑定士試験は短答式と論文式合わせ、試験科目は5科目(不動産に関する行政法規、不動産の鑑定評価に関する理論、民法、経済学、会計学)です。
 
アンケート回答者の6割以上の方が 「科目別合格を導入したほうが良い」 との意見を出されていることを興味深く思いました。
 
 
なお、令和3年不動産鑑定士試験は本日で申込締切となります。

5月9日の短答式試験まで2ケ月弱、受験生の方はどうぞ体調管理にご留意ください。

 

【関連記事 ~不動産鑑定士試験について】

不動産鑑定士になるには その① ~2つのステップ
不動産鑑定士になるには その② ~短答式試験
不動産鑑定士になるには その③ ~「不動産に関する行政法規」(短答式試験)
不動産鑑定士になるには その④ ~「不動産の鑑定評価に関する理論」(短答式試験)
不動産鑑定士になるには その⑤ ~論文式試験
不動産鑑定士になるには その⑥ ~「民法」(論文式試験)
不動産鑑定士になるには その⑦ ~「経済学」(論文式試験)
不動産鑑定士になるには その⑧ ~「会計学」(論文式試験)
不動産鑑定士になるには その⑨ ~「不動産の鑑定評価に関する理論」(論文式試験・論述問題)
不動産鑑定士になるには その⑩ ~「不動産の鑑定評価に関する理論」(論文式試験・演習問題)

 
 
不動産鑑定評価について、何なりとご質問ください↓

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FRAコンサルティング・伊藤由美子です。

世田谷区内でいまお薦めの”しっかり歩ける場所”、今日は『世田谷美術館』と『静嘉堂文庫美術館』をご紹介します。

 

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最寄りの用賀駅から徒歩17分。
『世田谷美術館』は、広大な都立砧公園のなかにあります。
 
お花見スポットとしても人気が高い砧公園、お天気の良い日に歩けば近づく春を感じられて、心潤う時間が過ごせます。
 
 
 
 
3月28日まで開催中の「美術家たちの沿線物語」展では、東急田園都市線・世田谷線の沿線ゆかりの美術家による作品が取り上げられています。
 
会場の出口近く、最後に展示されていた池辺一郎の多摩川のスケッチシリーズに感銘を受けました。
昭和5年、15年といった100年以上の作なのに、とてもモダンで。
 
 
次にご紹介する『静嘉堂文庫美術館』は電車駅から徒歩だと30分近くかかり、二子玉川駅や成城学園前駅からバスが出ています。

身体を動かす!ことを意識すれば、片道ならば歩くこともアリかもしれません。
 
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静嘉堂文庫は三菱財閥の創業者一族である岩崎家が収集した東洋の美術品や古典籍を所蔵する財団です。
 
こちらでは3月28日まで「岩崎家のお雛さま」展が開催されています。
 
 
この静嘉堂文庫美術館は、2022年、東京丸の内にある明治生命館への移転が決定しています。

お雛さま展は、セカンドラストで、次回の「旅立ちの美術」展(4月10日~6月6日)が当地での最後の展覧会となります。
 
移転は、三菱創業150周年に当たる2020年の記念事業の一環で、とのことですが、関係者の方によれば、美術館への交通条件を改善してより多くの方に収蔵品に親しんでもらいたい意図もあるとのこと… 名残惜しいです。

 
新型コロナウイルスだけでなく花粉も気になる時節ですが、どうぞ適度な運動で皆さま心身お健やかにお過ごしください。
 
 

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FRAの伊藤です。

前回に続き、今回・次回のブログでも世田谷の話題をお届けします。
 
緊急事態宣言が再発令中の1月そして2月、平日は在宅勤務で、休日は運動のために地元を歩いて過ごしておりました。

休日ウォークで発見した、”しっかりと歩ける”場所をご紹介したいと思います。

本日取り上げるのは、『下北線路街』です。

 
下北線路街は、2018年に完成した小田急小田原線の複々線化事業(地下化)により、東北沢駅~下北沢駅~世田谷代田駅の間に生じた約1.7kmの線路跡地で、その総面積は約27,500㎡。

各地域ごとの特性に合わせたいくつもの開発事業が進められています。
 
今回、世田谷代田駅から下北沢方面へと向かって、鎌倉通りと交差するあたりまで歩いてみました。

 

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「世田谷代田」駅の地上駅舎は、2017年3月に完成。

その後、世田谷区による駅前広場の整備がはじまり、私が行ったときは工事完了間近、というところでした。
 
 
 
 
駅に隣接して、10月のブログでも取り上げた、箱根から運ばれてくる温泉が楽しめる旅館 「由縁別邸 代田」があります。

温泉!とまでは嗅ぎ分けられませんでしたが、銭湯からよく漂うお湯の香りが、遠くへ来たかのような気にさせてくれました。
 

そのまま東へ歩いていくと、真新しい保育園の前を通過してまもなく、「BONUS TRACK」という商業施設が姿を現しました。
 
BONUS TRACK(ボーナストラック)という名前の由来が素敵です。

小田急線が地下にもぐったことでこのエリアにボーナス的に生まれた線路跡(トラック)、である。
さらに、音盤におけるボーナストラックは、本来の作品の外側にあるけれど、実はアーティストたちがやりたいことをやりやすい。

 
そのように豊かな余白のような場所として、色んな人に本来やりたいことをここで思う存分やってほしい、という願いも込められているのだそうです。
 
運営者の想いを反映し、発酵食のお店や、こだわりあるカフェ、個性的な書店等々、ユニークなお店が集まっていました。
 
 
下北線路街には今年も新たに商業施設、カフェ、ホテル等がオープンします。
再訪して、次は東北沢駅まで歩き切りたいと思います!
 
 
 
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FRAコンサルティングの伊藤です。

前回のブログでは、弊社代表鑑定士の降矢が空きスペースのシェア仲介をするスタートアップ企業について紹介しました。

本日は、私が最近気になった「空き」に関する話題です。

 

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東京都世田谷区が、IoT・AIを活用し施設等の混雑情報の収集・提供を行う企業(株式会社バカン)と協定を締結。
 
その内容は、区内で水害が発生して避難所を開設する際に、同社が避難所のリアルタイム混雑情報の配信サービスを提供する、というもの。
 
 
 
生活者としても、不動産鑑定士としても、水害のリスクを年々重く考えるようになっているなか、心強いニュースと受け止めました。
 
 

【関連記事】

台風襲来…いのちと資産を守るための取り組み

2020年5月、多摩川河川敷の様子

川がなくても水害は起こります!世田谷区に聞いた水害への備え。

不動産価格を形成する新要因:”水害リスク”

不動産取引に際して水害リスクの事前説明が義務化されます

 
 
「平時からの備え」が、あらゆるリスクに立ち向かうための基本姿勢である、とコロナ禍を経験ししたことで身に染みて思います。
 
不動産という資産にも、常にリスクが伴います。

リスクマネジメントを弊社不動産鑑定士がお手伝いさせていただきます。
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