不動産鑑定士・伊藤由美子です。

不動産鑑定士試験・論文式試験の科目の一つ「会計学」についてご紹介します。

 

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「会計学」の出題範囲は、”企業の財務諸表の作成および理解に必要な会計理論、関係法令および会計諸規則を含む、財務会計論”です。

「会計学」では、企業会計原則の一般原則にはじまり、貸借対照表原則や損益計算書原則などを学びます。
 

不動産の鑑定評価は、企業活動の一環としてのご依頼が多くあります。

事業収支に基づいて不動産価値を導くといった際には財務諸表を活用します。

こういった点からも、財務諸表作成のルール、そのルールの根底にある会計理論の知識が、不動産鑑定士には必要です。
 
 
なお、鑑定実務の現場では、たとえば業界ごとの収益構造の特徴を掴んだ上で特定企業の市場競争力を複数年の財務資料から読み解くといった場面など、試験での学びにとどまらず財務分析力を磨き続ける必要性をしばしば実感しております。
 
 

不動産鑑定士試験の「会計学」でどのような問題が出されるのか、ご興味がおありの方は国土交通省のホームページで近年の問題が公開されていますのでご覧ください。

昨年度の問題はこちらです。

令和元年不動産鑑定士試験論文式試験「会計学」

 
 

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