FRAコンサルティングの伊藤です。
 
前回のブログではデジタルの技術進化の喜ばしいニュースを取り上げました。

今回のブログではアナログの衰退に戸惑いました話題を…
 

書店のない市町村が全国で26.2%に上ることが出版文化産業振興財団(JPIC)の調査で8日、分かった。全国1741市区町村のうち456市町村が書店の空白域となっている。人口減少による経営難や活字離れ、スマートフォンの普及による娯楽の多様化が背景にあり、全国の書店数はこの10年で約3割も減少。地方では文化発信の場が失われるとの懸念も強い。

2022年12月9日 日本経済新聞より

 
不動産鑑定の道に入る前には本の仕事をしていて、地方書店への飛び込み営業を担当した経験もあり、こちらの記事に目を奪われました。

不動産鑑定士になる前のこと(伊藤由美子)

 

24345978_sいまの自宅、子ども時代を過ごした実家、いずれにも徒歩数分の場所に小さな書店があります。
 
品揃えは大規模書店やネット書店に遠く及ばずとも、わざわざ出向くのではなく日常の合間にちょっと立ち寄って新刊や売れ筋の本を手に取る機会を与えてくれる町の書店は、大切な場所です。
 
 
 
図書館に行けば本はもちろんたくさんありますが、書店のように「いま」の世の関心事を瞬時に知ることができる場ではなく…
 

さらに書店の状況を知りたくなって、公益社団法人 全国出版協会 出版科学研究所が公表している 「1999年~2020年各年の日本の書店数のデータを見てみました。
 
◎全国の書店数

1999年 22,296 → 2020年 11,024 ▲50.5%

この20年ほどの間、年平均で▲3.3%ずつほど、書店数は減っていました。

この積み重ねにより20年で半減、という結果に。
 
 
社会も文化も変化していくものですから、アナログの衰退の現実は受け止めるしかありません。
 
全国津々浦々に書店がある風景の維持は難しくとも、次善の策として、ショッピングセンター、駅ビル等大規模商業施設内に入居するリアル書店で本を購入し、有形無形の出会いが生まれる書店を応援していくことができれば、と思います。
 
 

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