東京の不動産について
FRAコンサルティングの伊藤です。
東京に出されていた緊急事態宣言は期限となる6月20日に解除、7月11日までを期間とするまん延防止等重点措置に移行することが、昨日、決まりました。
ワクチン接種の進展に希望を持ち、引き続き感染予防に努めていきたいです。
さて、以前のブログでも取り上げました、『下北線路街』に、一昨日、新しい商業施設がオープンしました。
「reload(リロード)」 です。
在宅勤務の本日、昼食ついでに自転車&徒歩にて開業直後の様子を見にいってまいりました!
【関連記事】
関連記事で紹介した商業施設「BONUS TRACK」にはネーミングの妙がありましたが、reload(リロード)にもまた深い意味が込められています。
下北沢の地域に根付いた人・店・カルチャーを大切にしながらも、日々住民とのコミュニケーションを重ねていく個性あふれるテナントや、都度表情を変えていくPOP UPスペースを掛け合わせることで、完成することなく変わり続ける場であること、新たな歴史を更新していく施設となるよう「reload」と名称をつけました。
<運営会社・株式会社GREENINGのプレスリリースより>
同プレスリリースで、建物の設計・デザインについては以下のように書かれています。
従来のビル型商業施設とは一線を画し、大小様々な建物が軒を連ねる低層分棟形式の施設構造と、そのそれぞれに店主の顔が見える個性的な店舗が入居するのが特徴。
施設の大部分を占める屋外空間はテラスやベンチ、豊富に施された植栽の緑が清々しく、ポストコロナ時代においても心地良い、個店街を散策・回遊しながらまるで下北沢の街並みをそぞろ歩きするような楽しさが感じられます。
狙いのとおり、回遊を前提とした2階建ての建物は、迷路的な楽しさのある空間でした!
規模や形態は違いますが、店舗を巡りながら不思議な感覚にとらわれるところは、表参道ヒルズと共通するように思いました。
階段が多くそれが場の個性となっている点では、渋谷東急ハンズとも少し似ています。
開業時は全24区画のうち10区画が開店、ということで、まだ工事未着手の空き区画のほうが多く、オープニングの高揚感に溢れているといった雰囲気ではなかったです。
・・・この肩の力が抜けたゆるっとした感じこそ、シモキタらしさ、そこが大事にされたからなのかもしれません。
こだわりを感じさせる、カフェ、カレー店、文具店、眼鏡店、衣類店、理髪店などが営業を開始しています。
アクセスは、下北沢駅、東北沢駅、いずれの駅からも徒歩4分ほど。
「reload」の今後の変化が楽しみです!
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不動産鑑定士・伊藤由美子です。
東京・西新宿にある京王プラザホテルが、明日6月5日、開業から50周年を迎えます。
同ホテルは、明治時代に東京市域への水供給のため設置された「淀橋浄水場」の廃止によって生まれた広大な跡地の一郭に、1971年に誕生しました。
現在、東京都庁や多数の民間超高層ビルが建ち並ぶ「新宿副都心」エリアで最初の超高層ビルであり、日本初の超高層ホテルです。
京王電鉄の広報誌『ivory』2021年5月号の特集記事によれば、
地上170mの最上階展望台や斬新なインテリアなど、時代を先取りした、「ホテル」という新たなコミュニケーションの場は多くの人を惹きつけ、当時大きな話題を集めたそうです。根底にあるのは「単に宿泊する場所ではなく、老若男女、さまざまなお客様が集う”都市の広場(プラザ)”でありたい」という”プラザ思想。”
とのこと。
東京を代表するエリアのひとつとなった新宿副都心の開発当初、人びとを包んだ熱気が伝わってきます。
弊社代表の降矢も私も、家族の集まりの場として利用したり、都庁での調査の前後に立ち寄ったり、と、京王プラザホテルには親しみを感じております。
前回ブログで小学生のころ上京旅行をした話に触れましたが、その旅行時に宿泊したのが、京王プラザにまつわる私の一番古い記憶です。
6月28日までホテル本館3階ロビーにて、開業50周年記念展示『脈動する街、西新宿-立体(ジオラマ)と平面(定点写真)から見る50年の歩み-』が開催中です。
会期中に西新宿での業務が入ることがあれば、見にいこうと思います!
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FRAコンサルティング・伊藤由美子です。
世田谷区内でいまお薦めの”しっかり歩ける場所”、今日は『世田谷美術館』と『静嘉堂文庫美術館』をご紹介します。
最寄りの用賀駅から徒歩17分。
『世田谷美術館』は、広大な都立砧公園のなかにあります。
お花見スポットとしても人気が高い砧公園、お天気の良い日に歩けば近づく春を感じられて、心潤う時間が過ごせます。
3月28日まで開催中の「美術家たちの沿線物語」展では、東急田園都市線・世田谷線の沿線ゆかりの美術家による作品が取り上げられています。
会場の出口近く、最後に展示されていた池辺一郎の多摩川のスケッチシリーズに感銘を受けました。
昭和5年、15年といった100年以上の作なのに、とてもモダンで。
次にご紹介する『静嘉堂文庫美術館』は電車駅から徒歩だと30分近くかかり、二子玉川駅や成城学園前駅からバスが出ています。
身体を動かす!ことを意識すれば、片道ならば歩くこともアリかもしれません。
静嘉堂文庫は三菱財閥の創業者一族である岩崎家が収集した東洋の美術品や古典籍を所蔵する財団です。
こちらでは3月28日まで「岩崎家のお雛さま」展が開催されています。
この静嘉堂文庫美術館は、2022年、東京丸の内にある明治生命館への移転が決定しています。
お雛さま展は、セカンドラストで、次回の「旅立ちの美術」展(4月10日~6月6日)が当地での最後の展覧会となります。
移転は、三菱創業150周年に当たる2020年の記念事業の一環で、とのことですが、関係者の方によれば、美術館への交通条件を改善してより多くの方に収蔵品に親しんでもらいたい意図もあるとのこと… 名残惜しいです。
新型コロナウイルスだけでなく花粉も気になる時節ですが、どうぞ適度な運動で皆さま心身お健やかにお過ごしください。
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FRAの伊藤です。
前回に続き、今回・次回のブログでも世田谷の話題をお届けします。
緊急事態宣言が再発令中の1月そして2月、平日は在宅勤務で、休日は運動のために地元を歩いて過ごしておりました。
休日ウォークで発見した、”しっかりと歩ける”場所をご紹介したいと思います。
本日取り上げるのは、『下北線路街』です。
下北線路街は、2018年に完成した小田急小田原線の複々線化事業(地下化)により、東北沢駅~下北沢駅~世田谷代田駅の間に生じた約1.7kmの線路跡地で、その総面積は約27,500㎡。
各地域ごとの特性に合わせたいくつもの開発事業が進められています。
今回、世田谷代田駅から下北沢方面へと向かって、鎌倉通りと交差するあたりまで歩いてみました。
「世田谷代田」駅の地上駅舎は、2017年3月に完成。
その後、世田谷区による駅前広場の整備がはじまり、私が行ったときは工事完了間近、というところでした。
駅に隣接して、10月のブログでも取り上げた、箱根から運ばれてくる温泉が楽しめる旅館 「由縁別邸 代田」があります。
温泉!とまでは嗅ぎ分けられませんでしたが、銭湯からよく漂うお湯の香りが、遠くへ来たかのような気にさせてくれました。
そのまま東へ歩いていくと、真新しい保育園の前を通過してまもなく、「BONUS TRACK」という商業施設が姿を現しました。
BONUS TRACK(ボーナストラック)という名前の由来が素敵です。
小田急線が地下にもぐったことでこのエリアにボーナス的に生まれた線路跡(トラック)、である。
さらに、音盤におけるボーナストラックは、本来の作品の外側にあるけれど、実はアーティストたちがやりたいことをやりやすい。
そのように豊かな余白のような場所として、色んな人に本来やりたいことをここで思う存分やってほしい、という願いも込められているのだそうです。
運営者の想いを反映し、発酵食のお店や、こだわりあるカフェ、個性的な書店等々、ユニークなお店が集まっていました。
下北線路街には今年も新たに商業施設、カフェ、ホテル等がオープンします。
再訪して、次は東北沢駅まで歩き切りたいと思います!
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FRAコンサルティング代表の降矢等です。
この週末、テレビ東京 『出没!アド街ック天国』 で、弊社の地元・錦糸町が取り上げられました。
錦糸町での撮影は昨年12月(緊急事態宣言発出前)とのことで、画面に映し出された街は現在の様子とは少し違い… 改めて宣言解除を待ち遠しく思いました。
こちらへ是非お越しください、とは申し上げられない折、地元・墨田の地域文化に池袋の地で親しんでいただける機会をご紹介します。
有楽町線池袋駅と副都心線池袋駅をむすぶ通路にあるEchika池袋ギャラリーにて、墨田区の歴史・文化・産業についてのパネル展が行われています。
国の伝統的工芸品に指定されている江戸切子など、「いきいきTOKYO夢職人」と題し展示されているとのことです。
展示期間は2月25日(木)まで。
同駅通路を通られた際には、少し足をとめていただければ、と存じます。
【関連記事】
FRA代表鑑定士 降矢等の仕事 ~東京都区部第5分科会(台東・墨田・江東)・鑑定評価員
FRA代表鑑定士 降矢等 の仕事 ~東京都区部第5分科会(台東・墨田・江東)・幹事
墨田区は、東京スカイツリーの南側を東西に流れる北十間川を境として、北部と南部で地域性が異なります。
北部は住商工の混在地域、南部は商業地域、と大きく二分されます。
コロナ禍は、北部よりも南部にインパクトをもたらしました。
錦糸町そして両国が墨田南部を代表する商業地区です。
錦糸町は東京都が策定した7大副都心に入っている区内一の繁華街であり、両国は国技館や江戸東京博物館などがある観光の街です。
『アド街ック天国』で紹介されていたように通常は夜も賑やかな錦糸町は、二度目の緊急事態宣言を受けて苦しい状況です。
両国も、国内外からの観光需要が失われ人の流れが途絶えたことで痛手を受けています。
地元の状況を注視し、専門職として、当地に拠点を置く者として、できることに全力であたる所存でおります。
不動産に関するお悩みがおありでしたら、どうぞお気軽にご連絡ください。(初回ご相談無料)
【関連記事】
FRAコンサルティングの降矢等です。
前回に続き、地元・墨田区での開発、こちらもヒューリック株式会社が参画する公民連携事業の話題をお届けします。
墨田区は昨年10月より未利用となっていた錦糸土木事務所跡の区有地について民間事業者への貸付けを決定し、プロポーザル方式で事業者を公募していました。
この事業者に、先月、ヒューリック株式会社が選定されました。
錦糸土木事務所跡地は、錦糸町駅北側の横十間川沿い、錦糸公園に隣接して、大型商業施設オリナスにもほど近い場所にあります。
ヒューリックがこの地の活用策として提案したのは、株式会社アストロスケールホールディングスを核テナントとして誘致するオフィスビルの開発でした。
アストロスケールは、2013年創業の宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去事業を行う会社で、墨田区に本社・製造拠点があります。
海外5か国でも事業を展開し、世界から注目される先進企業です。
開発するビルには、同社以外にも宇宙産業やものづくりの会社等、区内外から多彩な企業を呼び込むことが計画されています。
地元の不動産鑑定士として、この計画は地域資源を活かしてまちづくりへと繋げる良い案だと思いました。
区としての受けとめ方も同様のようです。
本件について墨田区がホームページに上げた報道発表資料のタイトルに、熱い想いが感じられます。
~ 世界とつながり、次代を築く新産業拠点を目指して ~ スペースデブリ(宇宙ゴミ)問題に取り組む世界が注目する先進企業とすみだの未来を育てます!
■錦糸土木事務所跡地・計画建物概要(予定)
所 在 地:東京都墨田区錦糸四丁目17番3号
敷地面積:約2,280㎡
延床面積:約7,100 ㎡
階 数 :地上7階
今後、年始に一般定期借地権設定契約書が締結されて開発がはじまり、2022年末竣工、2023年供用開始、の予定とのことです。
わが街・錦糸町での再開発に、注目していきたいと思います。
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FRAコンサルティング代表の降矢等です。
前々回のブログで伊藤がヒューリック株式会社の新規事業を取り上げましたが、同社は私どもの地元である墨田区・両国でユニークなホテルを先月オープンしています。
ザ・ゲートホテル両国 by HULICです。
JR両国駅から徒歩3分ほどの隅田川沿いに立地し、国技館や旧安田庭園、江戸東京博物館、刀剣博物館など多くの日本らしさを感じられる見どころが徒歩圏にあるだけでも魅力的ですが、このホテルの一番の特徴は、ホテルの入る建物内に船着き場があることです。
宿泊ホテルから浅草やお台場へ船でダイレクトに行き来するという、特別な体験ができます!
ホテルがある建物は、東京都と墨田区が所有する土地を活用する公民連携事業として建設された「ヒューリック両国リバーセンター」です。
■ヒューリック両国リバーセンター
開業日:2020年11月12日
敷地面積:1,509 ㎡
延床面積:8,157.75 ㎡
建物階数:地上9階
ホテルのほかに公共施設が以下の通り入居しています。
1~9階:ザ・ゲートホテル両国 by HULIC(126室・平均客室面積27㎡)
1~2階:両国子育てひろば(墨田区の福祉施設)
2~3階:水上バス待合所・事務所(東京都の利便施設)
「ヒューリック両国リバーセンターには、隅田川の河川水の温度差エネルギーを活用する空調システムが導入されているそうで、これは民間の単独建物における直接利用での導入として日本初の事例となるそうです。
この空調システムは、専用のヒートポンプによって夏は外気より温度が低く、冬は温かい河川水から環境に影響がない範囲で熱をくみ上げ、あるいは放出することで施設内の空調を行うもので、家庭用ルームエアコン等に比べてより消費エネルギーが少なくなるとのこと。
職場や自宅に近い場所ほどいつでも行けると思ってなかなか行かないままとなりがちですが、業務繁忙期が過ぎたら隅田川を臨むホテル内レストランで食事の機会を持てたら、と思います。
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FRAコンサルティングの伊藤です。
前回ブログでは、神宮前・原宿エリアの新しいビルの話題、変わる原宿について取り上げました。
このエリアの変わらない存在といえば… 何といっても明治神宮です。
明治神宮は1920年(大正9年)11月1日に明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社として創建されました。
約70万㎡の広大な鎮守の杜を擁し、広さは東京ドーム15個分ともなります。
初詣では例年日本一の参拝者数… 訪日外国人にも人気の場所… と、どうも混雑している印象で、その広さゆえ一度入ってしまったら長時間を費やすことになってしまうのでは…との心配もあり、これまで足を向けたことがありませんでした。
しかし、世界が大きく変わったなかで、ちょうど今年は鎮座100年の節目の年。
JR線原宿駅そばの南門から小田急線参宮橋駅に近い西門まで、明治神宮境内の参道をぐるっと歩いてみました。
ミュージアムやカフェを右手に眺めながら南参道を進むと…森の中に白いトラの姿が!
三沢厚彦さんというアーティストの方の《Animal 2020-01B》という作品で、2021年3月31日まで約1年間続く「神宮の杜芸術祝祭」というイベントの一環で行われている野外彫刻展の出品作のひとつだそうです。
さらに北上すると、イベントの華やぎや人の気配は全くなくなり、少々心細くなってきました。
そうしてたどり着いた敷地内の北端には、思いがけず立派な芝生が広がり、ひとり読書に没頭する方や戯れ遊ぶ母子の方々の姿が!
うっそうと生い茂る樹々というのが神社の緑のイメージですが、光りさす芝生広場はまるで代々木公園や新宿御苑のようで、不思議な気がしました。
境内の散策、40分ほど歩いたでしょうか。
目指していた西門へ着いて、外へ出たら、参宮橋駅はすぐでした。
参宮橋駅や初台駅を最寄りとするエリアは単身者やdinks向けのマンション需要が高く、不動産投資ファンドの組み入れ物件も多く立地しています。
明治神宮の存在もこのエリアに安寧という価値をもたらしているのだろう…と考えつつ、電車に乗り込み帰路に着きました。
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不動産鑑定士・伊藤由美子です。
先日、神宮前・原宿エリアへ行ってまいりました。
このエリアでは店舗ビル等を複数棟、同時に評価させていただくことが多いのですが、その際には物件間の優劣・格差について現地の状況に基づく細やかな見極めが欠かせません。
そのため、都内でも特に、裏道まで歩き回るクセがついているエリアです。
さて、今回は珍しく?ずっとメインストリート沿いを歩きました。
変わる原宿、変わらない原宿の様子を、今回と次回のブログで皆さまにお届けします。
スタートは渋谷方面から。明治通り沿いを歩きました。
RAYARD MIYASHITA PARKを通り過ぎて、5分ほど行くと…
【関連記事】 公園一体型の新事業「Hisaya-odori Park」と「MIYASHITA PARK」
アメリカ・ニューヨーク発祥のコミュニティ型シェアオフィスの雄・WeWork(ウィーワーク)のビルが。
一棟すべてがWeWorkであるこちらのWeWork Icebergは、2018年8月に国内5番目の拠点として開設されました。
コロナ禍でソーシャルディスタンスというこれまでになかった概念が登場しました。
オフィス空室率の上昇が見られ、企業はオフィス戦略の見直しを始めています。
このような環境変化がシェアオフィスへのニーズにどういった変化をもたらすかが気になります。
そのまま、明治通りを進み、神宮前交差点を越えた先で、竹下通りに入ります。
原宿駅にあと少し、というところで、左手に現れるのが、今年6月に開業したWITH HARAJUKU(ウィズ原宿)への入り口です。
WITH HARAJUKUは、店舗や賃貸マンションのほかイベントホール、シェアスペース、シェアオフィスから成る複合施設です。
■WITH HARAJUKU
開業日:2020年6月5日
敷地面積:約5,067.99㎡
建築面積:約約4,200㎡
延床面積:約26,600㎡
店舗面積:約10,300㎡
建物構造:SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、RC(鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造など
店舗数 :14
住戸数 :53
未来を紡ぐ“たまり場”をコンセプトに掲げるWITH HARAJUKU。
ユニクロとIKEAという郊外で事業を伸ばしてきた企業の、新タイプの大型店舗/初の都市型店舗が核テナントとなっており、新しい刺激が得られます。
ティーンエイジャーの聖地・竹下通りがWITH HARAJUKUの登場で変わっていくかもしれません。
あるいは、WITH HARAJUKUのほうが、竹下通りからの風を受けて、より若者寄りの商業施設へと変わっていく可能性も…
街が変わり、不動産が姿を変えていく。
不動産の存在が、街を変えていく。
勢いのある街ほど、この相互作用は顕著であるように思います。
これからも原宿がどう新しくなっていくか、定点観測を続けます!
原宿をはじめ都心商業用不動産に関するお悩みごとがおありの際は、どうぞお気軽にお電話(03-3626-5160)にてご相談ください。
FRAコンサルティング代表の降矢等です。
弊社のある墨田区は、「ものづくりのまち」です。
総務省・経済産業省「平成28年経済センサス活動調査」によれば、東京23区のなかでは大田区に次いで多くの工場が立地。
区内事業所の約8割ほどは従業員数9人以下と小規模で、その業種は印刷・金属・繊維・革ほか多種多様となっています。
区内産業の詳細については、墨田区ウェブサイト「すみだの産業(特長・歴史)」をご参照ください。
さて、来たる11月21日(土)・22日(日)の2日間、『スミファ ~すみだファクトリーめぐり~』が開催されます。
墨田区の町工場を巡って、職人と話し、技術に触れ、もの作りの“現場”を知ることのできるイベントです。
第9回となる今年はオンライン開催となります。
ワークショップ、ツアーなど、企画が盛りだくさんで、親子向けのワークショップもあるとのこと。
一部の予約が必要な企画については、ツアー開催の3時間前が締切りとなるそうです。
(人数制限はありません。)
視聴・予約サイトへのリンクほか、墨田区の以下サイトに詳しい参加案内があります。
スミファ~すみだファクトリーめぐり~を開催します!今年は初のオンライン開催(11月21日、22日開催)
大都市東京を支える墨田のものづくりを私も応援しております。
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