不動産鑑定士・伊藤由美子です。
 
各地の令和4年都道府県地価調査をチェック!するブログシリーズ、初回に取り上げるのは兵庫県です。
 

【関連記事】 兵庫県、(公的)不動産の鑑定評価では7グループに分かれます

 

兵庫県の令和4年地価調査のページは、こちら です。
 
5__5668873ページ内に搭載されている情報は、

地価調査の概況(PDF:7,558KB)

基準地価格一覧表(PDF:737KB)

付近案内図(市区町別)

鑑定評価書(市区町別)
 
とかなり盛り沢山です!
 
 
ちなみに上の写真は今夏に神戸に行った際、ポートライナー三宮駅から南西方の様子を撮影したものです。

社会人となって最初の配属地が神戸でした。
毎日この景色を見ながら通勤していたので、懐かしく…
 
 
さて、兵庫県内の商業地で価格トップの地価調査基準地は、 中央5-11(神戸市中央区三宮町1-7-5)、価格は6,200,000(円/m²) です。
 
この基準地は神戸の繁華街の顔・「三宮センター街」にあります。

県ホームページで公開されている不動産鑑定評価書を見ると、

周辺の土地の利用状況:中高層の店舗ビル等が建ち並ぶ中心的商業地域

地域要因の将来予測:県下随一の繁華性を誇る三宮センター街のアーケード入口付近に所在し、現在は空店舗も散見されるが新型コロナの落ち着きにより中心商業地の地価は持ち直し傾向が見られる。

市場の特性:同一需給圏は阪神間諸都市のほか、全国主要都市まで広がる高度商業地域である。需要者は同一需給圏内に地縁、商圏を持つ中規模資本の事業者のほか全国展開の大規模資本まで様々である。三宮地区市街地再開発事業のほか各種の事業計画により一時期は地価の上昇が見られたが、新型コロナによって一気に不透明感が漂った。供給はほとんどなく、当地域の取引は複合不動産としての個別性も強く、土地の中心価格帯は見いだせない。

とあって、地域の現況を知ることができます。
 
 
昨冬の神戸への出張時には週末のセンター街を歩き、人流の回復を体感しました。
 
三宮の再開発(詳細下記リンク)の進展ほか、神戸の復活を注視していきたいです。

都心・三宮の再整備

 
 
 
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