2015/04/20
不動産鑑定士・伊藤由美子です。
テナントに立退料を支払って老朽店舗を建て替えることになった、Cさんのストーリーの続きです。
【 立退料の構成要素 】
~不動産鑑定士は、まず、私たちのケースでの立退料の構成要素について話しました~
今回の「立退料」、すなわち「立退き請求に相応する補償額」は大きく2つの要素から構成されます。
借家権価格 + 営業廃止の補償 です。
借家権の価格とは、建物の借り主の社会的、経済的あるいは法律的な利益のことで、立退きで事実上失うことになる利益、を金額で示したものです。
そして営業廃止の補償は、①工作物等の補償 ②動産移転補償 ③借家人補償 ④営業廃止補償 ⑤雑費の補償 の各項目について実情を踏まえて積み上げ計算して求めます。
<次回に続く>
立退料評価、数多く行っております↓
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