2019/12/03
12月になりました。
商業施設などはハロウィンが終わるとクリスマスデコレーションに移るのが通例となっていますが、オフィスや家庭でもいよいよクリスマス気分が高まってきますね!
表参道のケヤキ並木は、先週からイルミネーションの点灯がはじまりました。
今回からクリスマス・イブまでのブログでは、私どもが今年お受けした「表参道にある店舗物件」の鑑定評価案件を取り上げて、さまざまなトピックをお届けしようと思います。
表参道は、言わずとしれた銀座と並び称されるブランドストリートですが、若い世代や高感度層への情報発信力では銀座を上回っています。
トレンドを牽引する企業のオフィスやショールームのほか、高級感や話題性に富んだ物販・サービス・飲食店舗がエリアには集積。
表通り沿いも裏通り沿いも、訪日外国人の増加等を背景に商況は好調で、エリアの店舗賃料の水準はここ数年、上昇~高止まりの状況にあります。
新たな不動産開発や、既存の大型物件の建替えなども継続して見られます。
ただ、直近では国際関係の悪化から訪日客の状況に変化があるなど、注意が必要になっています。
ご依頼があった物件は、そんな表参道の裏手に立地する一軒家の美容院です。
継続賃料(継続家賃)の評価をさせていただきました。
次回より
・「継続賃料」とはなにか
・ご依頼の経緯
・表通りと裏通りの不動産の差異
について、ご説明をした上で、
本件鑑定評価事例の概要やその他の継続家賃の評価事例についてのご紹介をしてまいります。
実は、今年は店舗の賃料や立退料についての評価のご依頼が多く、なかでも美容院についてかつてない数のお話をいただきました。
後のブログで詳しくご説明いたしますが、都内中心部において店舗賃貸市場が活況を呈しているなか、美容院は常連顧客が対象のビジネスであるため裏通り立地も多いこと、がその理由であろうと、降矢と私は見立てております。
店舗物件の売買価格・家賃・立退料などについてご質問がおありの際は、お問い合わせフォームまたは、お電話(03-3626-5160 土・日・祝日もお受けします)にてお気軽にご相談ください。
【関連記事】
不動産のお悩み3大パターン:③建物を貸している方と借りている方が当事者~その1家賃
不動産のお悩み3大パターン:③建物を貸している方と借りている方が当事者~その2立退料