2015/04/07
不動産鑑定士・伊藤由美子です。
賃料増額交渉に成功したBさんのストーリーの続きです。
FRAの不動産鑑定士との意見交換で、私は、これまでのまた賃料が減額されるのではないか…という不安から、いや、強い気持ちで賃料増額を目指すのだ!と前を向けるようになってきました。
現テナントは、長い付き合いのあるテナントであり、有名チェーンでもあり、このテナントに退去されては困ったことになる…と考えていましたが、今の賃料よりはるかに市場賃料が高く、また、このあたりの店舗物件の引き合いはかなり強いという専門家の見立てを得て、万が一、退去や訴訟となったとしても対応しよう、と思い始めました。
そんな私の心情を汲んで、鑑定士から「継続賃料」評価の書面として提案があったのは、「不動産鑑定評価書」でした。
より簡易な書面には「不動産調査報告書」などがあるそうですが、「不動産鑑定評価書」は訴訟資料としても有効で、万一の訴訟の場合にも活用でき、不動産鑑定士が証人として出廷することも可能だそうです(㊟裁判所の下命があった場合)。
何より、正式な評価書の取得の事実が、相手方に増額交渉に臨むオーナーの強い姿勢を示すことができる、と。
完成までは3週間ほどかかるようですが、契約更新の話し合いには十分に間に合います。
見積り書を確認したあと、FRAコンサルティングに「鑑定評価書」を正式に依頼しました。
<次回に続く>
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