2015/03/27
不動産鑑定士・伊藤由美子です。
賃料減額交渉に成功したAさんのストーリーの続きです。
打合せ当日、私は店舗の賃貸借契約書を準備して、鑑定士の到着を待ちました。
店に着いた鑑定士に、店舗内を見てもらいました。
店舗の外観や近隣の様子については、鑑定士は既に地図を片手に見て回ってきたそうです。
そして、契約書を確認した鑑定士から、オーナー側の姿勢や私の希望について、質問がありました。
私は、地元の人間関係もあるのでなるべく穏便にオーナーと話し合いで着地点を見い出したいこと、オーナーも聞く耳は持っていると思うこと、訴訟のように事を荒立てるのは極力避けたいこと、を話しました。
すると鑑定士は、今の相場の賃料(市場賃料)についての客観意見という形の「意見書」を作成し、これを根拠としてオーナーと話し合ってみるのはどうかと言います。
時間も費用も一番抑えられるとのことなので、この「意見書」の見積りを出してもらうことにしました。
<次回に続く>
家賃の減額、増額、成功実績が多くございます↓
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