2019/01/18
降矢等です。
不動産テックに関する前回のブログでは、不動産鑑定士の「不動産価格を求める役割」に着目してお話を進めましたが、不動産鑑定士にはほかにも大切な役割があります。
「不動産に関するコンサルタントの役割」です。
不動産鑑定士の仕事の本質を、私は、「そこにある土地や建物のベストの状態をイメージし、現状とベストの状態の違いがどの程度あるかを判断した上で、お客様に土地・建物の価格をお伝えすること、また、アドバイスを差し上げること」と考えています。
ベストの状態のイメージを得るため、私たちはあらゆる角度から土地・建物の分析を行います。まず、実際の不動産を見に行き、現況を隈なく点検します。そして法律関係の調査、市況の調査(不動産マーケットの状況はもちろん、景気動向など広く調べます)と進め、土地・建物が最もその力を発揮している状態を見定めます。
ここまでのリサーチは、どんなご依頼を受けた場合でも、原則として必ず行います。
その上で、お客様のご希望が、金額の形で価値を知りたいという場合には、理論的な計算を行って金額をお出しします。
また、お客様が土地や建物が十分に活かされていないと感じていらしたり、何かしらの不動産トラブルでお困りの場合には、解決プランをご提案します。
以前のブログ 「不動産の困った!にお応えできるのが不動産鑑定士です」 で、伊藤が上記のように書きましたとおり、私たちの仕事は、不動産にまつわる状況分析にはじまり、皆さまの、価格・賃料を知りたい、問題を解決したい、とのご希望に沿うお手伝いをすることです。
さまざまなお客さまとご縁をいただき、不動産についての問題解決のためのコンサルタント/アドバイザーのお役を務めてまいりました。
例えば訴訟に至りそうなケースなど、専門家でチームを組んで解決を目指す場面で、私たち鑑定士が果たせる役割は大きいと感じます。
次回のブログでは、具体的なコンサルティングケースをご紹介いたします。
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