2016/06/10
不動産鑑定士・伊藤由美子です。
鑑定評価書の最終ページには、付記事項として「不動産鑑定士等の役割分担」という表を載せています。
この表に示す不動産鑑定士の役割分担について、本日は例を挙げてお伝えしたいと思います。
弊社の発行する評価書面は全て、統括を代表不動産鑑定士の降矢 等が行っています。
評価作業には、資料整理、現地・役所調査、市場調査、文書作成 等々のステップがあります。
降矢の統括の下、作業ボリュームの大きな案件等で所属鑑定士3名それぞれが最も能力を発揮できる分担を行うこともあれば、一人の鑑定士が全てのステップを担当する場合もあり、ケースバイケースです。
分担の場合について、評価の流れに沿って具体的にお話します。
先日ご依頼のあった物件は、建物延床面積が5万㎡を超える大型物件内の店舗でした。
・まず、資料の整理を伊藤が担当し、建物内の位置関係確定。
・評価する店舗は男性をターゲットとした業態で、建物の物理的状況について確認が必要な項目も多かったので、現地調査は一級建築士でもある池田 広幸が中心となって行うことになりました。
・役所調査は、窓口が市内に点在していたため、弊社スタッフ総出で行いました。
・そして、市場調査は、面談聴取については池田が、データ収集は伊藤が行いました。
・ここまでの作業で出揃った情報に基づき、伊藤が評価文書を作成。
・池田の文書チェック後、降矢が最終審査を行い、鑑定評価書が完成しました!
ダブルチェック、トリプルチェックで、精確な評価を心がけています↓
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