2019/09/17
FRAコンサルティングの伊藤です。
令和がはじまって最初の夏が、終わりを迎えております。
この夏も、日本列島は猛暑と台風に襲われました。
先週9日未明には台風15号が首都圏を直撃。
本日午前の時点で、千葉県内ではまだ6万4,000軒が停電状態にあるとのことです…台風被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。早期復旧を心よりお祈りいたします。
関東に上陸した台風としては過去最強クラスだったそうですが、我が家の近隣でもすさまじい暴風雨が吹き荒れました。
恐ろしさのあまり、眠りが浅くなって、平常より2時間も早く目が覚めてしまいました。
7時を迎えたころには風雨は収まったものの、公共交通機関は軒並み運休して外出できず。
子どもの小学校は、登校時間が10:30へと繰り下げられました。
お昼前になって、世田谷区役所に調査に行くと、樹木が大量に葉を落として、まるで落葉の季節の風景のようでした。
夕方には、友人から家の屋根の一部が飛ばされてしまったと聞いて… 台風の破壊力に再び震えました。
台風の暴風からいのちと資産を守るためには、建物とその周辺に飛ばされるものがないかしっかり点検しておくこと、気象情報の収集につとめ、風雨が強まってきたらできる限り建物内にとどまること、が大切、と改めて気を引き締めました。
水害への備えも欠かせません。
排水設備の状態を点検して土のうや止水板を整備すること、避難行動をあらかじめシミュレーションしておいて危険が迫ったときには迅速に避難すること、が必要です。
水害リスクが年々高まっていく折、官民の動きについて3点ご紹介します。
① 都と全区市町村(島嶼部を除く)からなる広域的な治水対策推進組織の「東京都総合治水対策協議会」は、情報発信を強化しています。
こちらのパンフレットは写真や絵が多用されていてわかりやすいです。是非一度お目通しください。
② 天気予報アプリの開発会社は、降雨をもたらす雨雲の動きの予測精度をAIを活用するなどしてより高めています。
安全な避難のために大切な情報が得られます。
③ 最後は不動産所有コストの増加につながる話ですが…
損害保険各社は、自然災害の増加、水濡れ災害の増加を受けて、10月より火災保険料を引き上げる方向です。
天災に立ち向かうには、自助・共助・公助が欠かせません。
弊社ブログでも災害対策の情報を引き続き発信してまいりたいと存じます。
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