2018/03/23
FRAの伊藤です。
ブログでもしばしば話題に上げておりますように、空き家問題の解決はFRA所属鑑定士に共通する関心事です。
昨日のランチ時間にも、最近のブログ記事などを振り返りつつ、代表鑑定士・降矢と私で雑談しました。
*************************
降「危険な状態にある空き家を解体したり、再生したりする動きが出てきているのは良い流れだね」
伊「はい! でも、対症療法だけでなく、新しい建物を建てる時点で、将来空き家とならないような建物をつくらなければ、空き家問題の根本的な解決にはならないと思うんです…」
降「たしかに、そうだね」
伊「100年もつ建物を目指して建てることが標準になる、というのはきっと難しいだろうなと思えて… 日本は地震国ですから」
降「地震国であるがゆえ、建築技術が著しく向上した、というプラスの面もある。高層ビルのような堅固建物では、地震に耐え、時の経過に耐え残る、強く美しい建物が建てられていて、資産価値を維持・向上する追加投資も計画的に行われているよ」
伊「個人住宅については、また事情が違うと思います。今からご自宅を建築される方は、命を守るための耐震性はしっかり配慮なさると思います。でも、予算の制約もありますし、50年、60年と時が過ぎても、高い価値が残る住宅にしよう、と新築のとき、住んでいるときに意識を向けられる方は、そう多くはないような… 東日本大震災、阪神・淡路大震災、そして関東大震災といった大きな地震の歴史から、いずれ建物は失われるものだという観念が日本人の深いところに根付いてしまっていますし、実際この観念は否めません」
降「諸行無常というか。長い目で、なんて考えない江戸っ子気質もあるね」
*************************
結局、私たちの間で答えは出ませんでした…
このテーマ、皆さまならどのようにお考えになられるでしょうか?
【過去のブログ記事です】
古家付き土地として空き家を売却 ~空き家解決・建物を残したまま
リフォームをして戸建住宅として空き家を貸す ~空き家解決・建物を残したまま
DIY型賃貸借で空き家を貸す ~空き家解決・建物を残したまま
高齢者施設を建て一括貸しする ~空き家解決・新しい建物を建てる
さまざまなご意見、お待ちしています↓
**◇◆どうぞお気軽にご相談下さい◆◇***************************
ウェブフォームはこちらです ⇒ www.fra-c.co.jp/contact/
お電話、土日祝日もお受けします! ⇒ 03-3626-5160
【初回ご相談無料】 株式会社FRAコンサルティング
***********************************************************