無道路地の鑑定評価の事例 ~隣地取得を前提に

2018/04/24

無道路地の鑑定評価事例のご紹介・その1です。

無道路地の価格はどのように鑑定するか』をご参照の上、お読みください。

 
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【案件概要】

依頼者:無道路地の関係者

依頼目的:資産価値の把握

正常化:隣地の全部買収による

 

 
評価対象土地である無道路地と区道の間に若干の他人地(帯状の隣地)がありました。

 
隣地は規模の小さい未利用地で単独では使用価値が乏しく、全部買収の申し出に応じてもらえる可能性ありと判断しました。
ただし、隣地所有者とは鑑定評価の時点でまだ連絡が取れていない状態です。

 

 
【評価手法】

当地域の標準的な画地の土地単価を査定し、

・買収後一体地(無道路地+隣地)
・隣地

いずれも標準的画地の単価と同じ土地単価に基づき、価格を算定しました。

(理由…買収後一体地:標準的な条件の土地となる 隣地:標準的な画地より条件が悪い土地だが買収に応じてもらうため)

 
そして、

一体地価格-隣地価格

として得られた価格について、隣地買収の不確実性ほか市場性減価を加味して、本件の無道路地価格を決定しました。

 

 

さまざまな無道路地鑑定評価を承ってまいりました↓

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