2016/08/12
賃貸マーケットについてもプロの眼から見た説明がなされます。
【 底地の鑑定評価:市場分析② 】
不動産売買マーケットの説明に加えて、不動産賃貸マーケットについても鑑定士の見解が示されました。
「当地域は、最寄駅から300mほど(徒歩3~4分程度)の距離に位置する住工混在地域である。対象土地が接面する区道を南に約50m下ると商店街があり、また北方徒歩5分ほどには物販・飲食店舗が入居するショッピングモールが立地し、交通利便および生活利便ともに良好な地域である。
土地賃貸借に係る賃貸市場の状況としては、先述のとおり、当地域及びその周辺において熟成した借地権取引が比較的多く見られることからもわかるように、長期に亘り契約期間の経過した旧借地法に基づく借地が大方を占めているが、事業用等の借地にあっては、定期借地契約も徐々にではあるが見られるようになった。
当地域に多い昭和時代に創設された借地については、特段の問題がなければ契約更新が可能であることから、今後も土地賃貸市場については大きな市況の変化はないものと予測される。
当地の継続契約に係る地代水準について地域調査を行った結果、その契約内容等の如何により様々ではあるが、建物所有目的の借地契約(但し、契約更新可能な普通借地の場合)にあっては、坪当り1,000円/月前後のものが多く見受けられる。
当地域において今後も、地代水準に大きな変動はなく推移していくものと予測される。」
<次回に続く>
多面的な調査を基に、マーケットを分析します↓
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