2020/02/07
1月31日、京成電鉄が押上駅前に商業施設とホテルから成る「(仮称)京成押上第2ビル」を建設するとのプレスリリースがありました。
ホテルは、京成電鉄とロイヤルホールディングスが共同出資して2017年に設立したケイ・アンド・アール・ホテルデベロップメントが運営します。
以下、建設概要です。
■(仮称)京成押上第2ビル
開業予定 :2022年3月
敷地面積 :約1,300㎡
延床面積:約7,000㎡
用途 :1・2階商業施設 3~13階京成リッチモンドホテル
押上の京成リッチモンドホテルは前記新会社が開発する3号店となります。
1号店は、2019年3月に門前仲町に開業。(京成リッチモンドホテル門前仲町)
2号店は、現在、弊社のある錦糸町に建設中です。
■(仮称)京成リッチモンドホテル2号店
開業予定 :2021年度
敷地面積 :約757㎡
延床面積:約6,100㎡
用途 :京成リッチモンドホテル(約180室)
3ホテルはいずれも私が公的評価を担当している地域に立地します。
ホテルの開発および営業の動向、その地域経済や地価への影響を注視してまいります。
さて、京成リッチモンドホテルのような観光客・ビジネス客をターゲットとした宿泊主体型ホテルは、新型コロナウィルスのような感染症流行の影響を直接的に受ける業種です。
2つの新ホテルの開業前にはコロナウィルスの流行は収束しているはずですが…
東京オリンピック・パラリンピックの開催が刻々と迫る中、いつ感染の拡がりにストップがかかるのか、非常に気掛かりです。
感染症がもたらす経済活動の停滞は、不動産価値の引き下げ要因です。
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