『スマートシティ』が海外へ

2021/10/08

 
不動産鑑定士・伊藤由美子です。

業務のため、しばしば国土交通省のウェブページを見ておりますが、先日、ある報道発表が目に留まりました。
 
 
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日ASEAN相互協力によるスマートシティ支援策“Smart JAMP”によるフィリピン・ダバオでの案件形成調査を開始しました!~ダバオにおける自動交通管制システム改善に関する調査を行います~
※PDFファイルです
 

昨年12月にオンラインで開かれた「ASEANスマートシティ・ネットワーク ハイレベル会合」(ASEAN10ヵ国の担当官庁関係者等が参加)で、日本がスマートシティ支援策を提案。

その結果、来年3月末までの期間に、ダバオにおける自動交通管制システム改善について調査を実施することになったそうです。
 
 
 
『スマートシティ』とは、都市の抱える諸課題に対して、ICT等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)が行われ、全体最適化が図られる持続可能な都市または地区のことです。
 

国内各所でプロジェクトが進められていますが、海外展開も並行して進行中だと初めて知りました。

【関連記事】

2030年の街が見えてくる…『スマートシティ』と『スーパーシティ』

 

以前フィリピンを訪ねた際の気付きについて、ブログシリーズをお届けしました。
 

不動産鑑定士が見たフィリピン(その1) ~なぜ、フィリピン?
不動産鑑定士が見たフィリピン(その2) ~LCCのインパクト
不動産鑑定士が見たフィリピン(その3) ~消費は善なり!
不動産鑑定士が見たフィリピン(その4) ~活発な不動産投資
不動産鑑定士が見たフィリピン(その5) ~インフラ未整備
不動産鑑定士が見たフィリピン(その6) ~サービス業の隆盛
不動産鑑定士が見たフィリピン(その7) ~物価は安定
不動産鑑定士が見たフィリピン(その8) ~人口ボーナスの期間、ASEANでNo.1
不動産鑑定士が見たフィリピン(その9) ~アジアの希望の星へ
不動産鑑定士が見たフィリピン(その10) ~プレビルドって?
不動産鑑定士が見たフィリピン(その11) ~訪日客は前年比3割増
不動産鑑定士が見たフィリピン(その12) ~在日外国人労働者、フィリピンは国籍別第3位

 

ダバオ市はフィリピンのドゥテルテ大統領がかつて市長を務めた都市であり、現市長は大統領の長女のサラ氏です。

大統領の再選が禁じられているフィリピン。
2022年の大統領選にサラ氏、副大統領選にドゥテルテ氏が立候補したものの、その後ドゥテルテ氏は政界引退を表明。
今後どのような展開を見せることでしょう。
 
コロナ以後遠くなってしまった、と感じていた海外との距離が、久々に近付いたように思えるニュースでした。

 

鑑定評価にもICT技術を活かしてまいります↓

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