不動産鑑定士が見たフィリピン(その10) ~プレビルドって?

2017/05/26

FRAコンサルティング・伊藤です。

 

前回までのブログで、見て感じたフィリピンについてご紹介してきました。

今日は海外不動産投資にご興味がある方のために、フィリピンの不動産への投資について概説します。

 

10

 

フィリピンでは外国人の土地所有が認められていないので、区分所有登記が可能なコンドミニアムへ投資することになります。

 
物件タイプは、レジデンスタイプを中心に、ホテルタイプやドミトリータイプなどがあります。

 

 

 

フィリピンを含む新興国では、プレビルドと呼ばれる完成前の物件販売が一般的です。

パンフレットやショールームで計画内容を把握し、契約・支払いを行います。

その後物件の完成を待ち(購入タイミングにより2~5年程度)、引渡し・賃貸付け、運用していくことになります。

 

フィリピン不動産への投資は、成長する経済を背景にキャピタルゲイン・インカムゲインへの期待がある反面、日本のワンルームマンション投資のように、構築された運用の仕組みに乗り管理会社のノウハウに委ねるといった体制は整っていません。

 

フィリピンの国情、不動産投資市場に精通なさった上で、国内不動産や他国不動産とフィリピン不動産の相対比較を十分に行って、投資判断をなさって下さい。

 
複数の本に目を通した中で、フィリピンを知る最良の書だと思いました本をご紹介いたします。

井出穣治著『フィリピン-急成長する若き「大国」』

 

 
次回からは舞台を日本に移し、もう少しフィリピンの話題を続けます。

 

 

 

 
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