不動産鑑定士が見たフィリピン(その8) ~人口ボーナスの期間、ASEANでNo.1

2017/05/19

伊藤由美子です。

 
2015年実施の国勢調査で、フィリピンの総人口は1億98万1437人。(2015年8月1日時点)

 

国際連合の人口推計では、フィリピンの人口は年間約1.5%というアジアの中でも高い伸び率で増加を続け、2025~30年のうちに日本の人口を追い越すと予測されています。

 

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さらに人口構成が若いことから、ASEANの国々の中で少子高齢化となるのが一番遅く、人口ボーナス期(15~64歳の生産年齢人口の総人口に占める比率が増える時期)は2050年頃までと長く続きます。

2050年時点では総人口の約2/3を生産年齢人口が占める見通しです。

 

 
たしかに、セブの巨大ショッピングモールは人であふれ、どこにいても目に付くのは若者や子どもでした。

 

フィリピンに近い奄美大島に1年前に行ったのですが、奄美では年配者しか目に入ってこなかったことと対照的です。

 

 

フィリピンの人たちは、概して明るくフレンドリー、そして大らかです。8-2

 

大らかさは、クリスマスツリーからもわかりました。

 
ホテルロビーを彩る素敵なクリスマスツリーですが、もうクリスマスは過ぎています(笑)

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日本では一夜にしてクリスマスからお正月へと装飾切り替え…ですが、ここまで厳密なのは日本だけかもしれませんね。

 

 
このようなフィリピンの人の気質は、BPO産業や英語教育産業がフィリピンに拠点を置く理由の一つとなっているようです。

 

 

 

 

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