2016/09/27
不動産鑑定士・伊藤由美子です。
9/16ブログ予告から少し時間が経ちましたが…藤川のお話をさせていただきます!
藤川町は、愛知県岡崎市の東部にある、かつて東海道五十三次の37番目の宿場であった町です。
名鉄の「藤川」駅を降りた南側に東海道が走っていて、戸建住宅が建ち並んでいます。
小学校や、小さな商店等もあります。
8月の平日の昼下がり、東海道の歩行者で観光客とおぼしきは、私しかいませんでした。
自転車に乗った高校生が走り過ぎたり、車の通行もありますが、建物の背後に緑の山が迫り静かな空気に包まれています。
この東海道沿い800mほどの散策で、宿場町の出入口を示す「棒鼻跡」や、江戸時代の門が残る「脇本陣跡」、石垣が残る「本陣跡」を見ることができました。
それぞれの場所に説明の立札がありましたが、中でも本陣跡の立札を見ると、この町の特徴がわかりました。
以下、立札からの引用です。
「藤川宿には当初二軒の本陣があり、一番本陣、二番本陣として本陣、脇本陣の役割をはたしていました。
しかし、藤川宿は東海道の中でも規模の小さい宿であったこと、西隣の岡崎宿が栄えていたことから、ここに宿泊する旅行者は少なく、本陣、脇本陣の経営は厳しいものでした。
そのため、本陣、脇本陣の経営者は退転と交代を繰り返しました。」
…400年前から、藤川は静かで小さな町だったようです。
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