企業不動産の評価事例:新病院建設のシミュレーション

2016/11/08

伊藤由美子です。

 

本日ご紹介しますのは、CRE戦略のもとで不動産の取得をお考えになっている法人の事例です。

 

不動産調査報告書のご依頼でしたが、70ページほどとかなり厚いレポートとなりました。

 

 
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依頼者は、都内で総合病院を運営なさっている医療法人です。

 

病院に隣接する土地を買収して新病院建設用地とできないか、検討されていました。

 

 

そこで、

① 隣地に新病院を建設するとした場合、都市計画法・建築基準法・各種条例等の法令に準拠した建物のボリュームはどの程度となるか、また、② 隣地所有者に買収をいくらで提案するべきか

の2点について把握したいとのご希望でした。

 
私どもは、まず、建物ボリュームチェック(=関係法令を遵守した建築可能な建物をコンピュータ処理により想定し、建築概要を建物図面等で表したもの)を、提携する一級建築士事務所と協同で行いました。

 
次に、妥当な隣地買収提案額の査定です。

現況を所与とした適正な時価としなければなりません。

 
評価の時点で、隣地には築年の経過したワンルームマンションが建っていたので、現状有姿でこの建物とその敷地を譲り受けるものとして評価額を出しました。

 

 
その後、ご依頼者は調査報告書を提案根拠として活用なさって、相手方と交渉を進めておいでです。

 

 

売買契約の締結後には、マンション居住者のスムーズな退去に向けて、お手伝いができればと思っております。

 

 

 
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