2025/08/14

FRAコンサルティング代表の降矢等です。
明日からお盆を迎え、帰省される方も多くいらっしゃることと思います。
普段なかなか顔を合わせる機会のないご家族とのひとときは、心温まる貴重な時間ですね。
この折に、将来の相続対策について、ご家族で思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
相続対策は短期間で整うものではなく、親御さんがお元気なうちに数年単位で進めることが望ましいです。
介護が必要になったときの住まいや認知症への備えなど、生涯安心となる生活の土台について話し合う。
希望に沿う老後生活を支える資産の状態を整理し、相続税対策を検討する。
人的支えの仕組みとして、任意後見制度や民事信託(家族信託)活用について相談する。
相続発生後、残された家族が物理的にも心理的にも手続きをスムーズに進められるよう、遺言書を準備する。
親世代、子世代の状況や考えについて、相互理解を深めつつ、段階を踏んでいくことが、良い相続を実現するコツのようです。
多くのご家族の相続を不動産分野でお支えしておりますが、自身の相続については、言うは易し行うは難し、のところがあります。
家族で楽しい時間を共有して思い出を作り、対話的な関係を築いていくことを、徐々に進めている次第です。
相続不動産の鑑定評価につきまして、どうぞお気軽にご相談ください。
