FRAコンサルティングの伊藤です。
 
先週末に開通した「多摩川スカイブリッジ」で川崎側と結ばれた、「羽田グローバルウイングス」地区を取り上げます。
 
22162988_s
 
羽田空港の沖合展開事業と再拡張事業により生じた空港跡地を、国、東京都、太田区は「羽田グローバルウイングス」と名付け再開発事業を進めてきました。
 
 
 
 
 
跡地は”ウイングス”すなわち”両翼”に見立てられ、大田区市街地に隣接する第1ゾーンに「羽田イノベーションシティ」、国際線地区に隣接する第2ゾーンには多摩川沿いの親水緑地(「ソラムナード羽田緑地」)と「羽田エアポートガーデン」が設置されました。
 
 
大田区のウェブページ・羽田空港のあるまちおおた 新産業創造・発信拠点「空港跡地」の整備  の情報を参照し、2つの複合開発プロジェクトについてご紹介します。
 

◆羽田イノベーションシティ

京浜急行と東京モノレールの天空橋駅に直結する「羽田イノベーションシティ」は、敷地面積約5.9ha、延床面積約13万㎡、地下1階付地上11階建ての大規模複合施設。

2020年7月にまち開きされ、2023年にグランドオープンの見込みです。

「先端」と「文化」をテーマとする事業者が、研究開発施設、大規模オフィス、商業施設に入居しており、”世界をリードする国際産業拠点”と”多彩な日本文化の発信拠点”のふたつの機能を併せ持つこの場所から、イノベーションが生み出されることが期待されています。

 

◆羽田エアポートガーデン

羽田空港第3ターミナル(国際線)直結の「羽田エアポートガーデン」は、敷地面積約4.3ha、約1,700室のホテル(600名収容のバンケットルームあり)と、約90店舗の商業施設、約2,000m²の天然温泉施設、バスターミナル等からなる複合開発プロジェクト。

ホテルはMICE開催可能であり、温泉施設からは富士山が臨め、バスターミナルからはこれまでにはなかった地方都市・観光地への旅が可能となります。

このように日本の玄関口である羽田の国際交流機能の強化を目指した施設ですが、新型コロナウイルス禍により開業日は現在未定です。

【関連記事・MICEについてご参考】 ”グローバルMICE都市” 広島にヒルトンホテルが初進出

 
 
新型コロナウイルスを乗り越えて… 「羽田グローバルウイングス」地区の魅力全開となる日が待ち遠しいです。
 
 

臨海エリアの不動産鑑定評価、多数承ってまいりました↓

**◇◆どうぞお気軽にご相談下さい◆◇***************************

ウェブフォームはこちらです ⇒ www.fra-c.co.jp/contact/

お電話、土日祝日もお受けします! ⇒ 03-3626-5160

【初回ご相談無料】 株式会社FRAコンサルティング

***********************************************************