FRAコンサルティング・伊藤由美子です。

ほとんど家に籠もって過ごした年末年始…久々に小説を手に取りました。

 
15-1060706_s井上荒野 『そこにはいない男たちについて』

夫が”いない”ふたりの女性の姿を描いた恋愛小説です。
 
夫との関係に悩んでいる女性と夫を亡くしてしまった女性。

前者の女性とその夫が不動産鑑定士という設定でした。
登場人物が不動産鑑定士、という小説に出会ったのはこれが初めてです!
 
 
本を読み始めて10行ほどで、「不動産鑑定士」が登場しました。
 

午前八時過ぎ、光一が家を出る少し前だった。光一の仕事は不動産鑑定士で、自宅を仕事場にもしているが、日中はほとんど外仕事になる。

 
ブログ「スカイツリーとともに。FRAコンサルティングご紹介。(その4)」にて下記のように綴りましたが、典型的業務スタイル、ですね。
 

私たちの不動産鑑定の仕事は、よく、デスクワークとフィールドワークが半々であると言われます。

土地や建物を見に行く、不動産のある地元の事情に詳しい方にお話を聞きに行く、役所に調査に行く。
会合への参加や、お客さまとの面談にこちらからお伺いすることもよくあります。

日中は社外で活動し、夕方から社内で事務整理にあたるというパターンが多いです。

 
外仕事については、「夏がうれしい不動産鑑定士!」記事にも書いております。
 
 
さらに次のページには、
 

まりと光一は互いの勤めの傍ら通っていた専門学校で知り合い、そのあとふたり同時期に不動産鑑定士の資格試験に合格したことが縁となって結婚に至った

 
とあります。
よくあるケースです! 複数の”不動産鑑定士カップル”を存じ上げています(*^-^*)
 
 
16-3132091_s
なお、もう一人のヒロイン(夫を亡くした喪失感を抱える女性)は料理研究家

彼女が主宰する料理教室に鑑定士女性が通い出すところから物語が始まります。

そして、数々の料理や食事のシーンがエピソードとして連なっていき…
 
 
美味しいもの、食べたい!と、読み進めるうちにすっかり鑑定モードから食モードへと心移ってしまいました(^-^;
 

女性たちの心の揺れを細やかに掬い取った 『そこにはいない男たちについて』、男性の皆さまにもお薦めいたします。
 

よろしければ、FRAのオリジナル鑑定ストーリーも、ご一読下さいませ!

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