不動産鑑定士・伊藤由美子です。

今回のブログシリーズでは、不動産鑑定士が行う立退料評価の内容について、Cさんのストーリーを用いてお届けいたします。

(このストーリーは、弊社が扱わせて頂いた実例を、個人情報に配慮し改変しております。)

 

【 Cさんの状況 】

大阪市内にて鉄骨造3階建ての飲食店舗を所有、賃貸しています。
建築から50年近く経つ古い建物です。父から娘の私が相続した25年前に修繕を行っていますが、老朽化が著しく、地震で倒壊でもすれば人命に関わることになってしまいかねないので、早期の建物の取り壊し・建て替えを望んでいます。

 

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借り主は70才過ぎの男性で、過去40年間地元の学生相手の居酒屋を経営してきました。

先日、その方にこちらの建物取り壊しの希望をそれとなく伝えたところ、半年先に今の4回生の卒業を見届けたあとであれば、店を閉めることもやぶさかではない、との反応でした。
年齢的に、朝までの営業は身に堪えるようになってきていたようです。

 

ただ、蓄財も年金も少ない状況で、今回の話がなければ生涯現役で店をやる覚悟だった、立退料がないことには商売をやめるにやめられない、とのこと。

 

話がもっとこじれることも考えられましたし、長い間、滞納もなく借りてくれた方なので、私も相応の立退料の形で誠意を見せたいと思っています。

 

ですが、立退料の金額というものについて全く見当がつきません。

 

立退料に詳しい不動産の専門家を探したところ、全国対応が可能な東京のFRAコンサルティングが見付かりました。

 
<次回に続く>

 
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