不動産鑑定士・降矢等です。
 
今月も「江戸っ子不動産鑑定士ブログ」では、さまざまなことがらを取り上げてまいりました。

6月最終日となって…今月のニュースで、”江戸っ子”として見逃せない話題に触れていなかったと思い至りました。

それは”東京都の人口が推計で1400万人を超えました”との今月半ばの東京都の発表です。
 

「東京都の人口(推計)」の概要(令和2年5月1日現在)  東京都公式ホームページより

 

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2020年5月1日現在の東京都の人口は、推計値※で14,002,973人となりました。

※2015年10月1日現在の国勢調査人口(確報値)を基準とし、これに毎月の住民基本台帳人口の増減数を加えて推計

 
 
都の人口は高度経済成長時代の1962年に1000万人を超え、1300万人の大台に乗ったのは2009年でした。
そして、2020年5月、1400万人の大台突破です。
 
2020年4月は新型コロナウイルスの感染者が多数発生していた時期でしたが、進学や就職による東京への人口に流入に変わりはなかったようです。

ちなみに、対前年同月比で人口増加数が最も多かった区市町村は、私が住む江東区でした。(1,915人)
 

総務省による2019年10月1日時点人口推計で、東京都は都道府県別にみて人口増加率トップ(0.71%)でした。

東京一極集中の傾向はその後も継続しているといえます。

人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)   総務省統計局ホームページより

 

一極集中傾向が今後どのようになっていくかはわかりません。

新型コロナウイルスとの共存生活がもたらす変化や政策変更によって集中が緩和されることはあるでしょうか…

しかし1500万人の次なる大台に乗ることはないのではないか、と考えるに、江戸として始まった都市が大きな節目を迎えたことについて感慨を覚えております。

 

 

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