FRAコンサルティング・伊藤由美子です。
 

前回ブログで、降矢が私たちの身の回りでのIT活用について話題にしておりましたが… 海外での仮想現実(バーチャル・リアリティ、VR)活用の事例で、想像をはるかに超える驚きの会社が、令和に入ってすぐの日本経済新聞で紹介されていました。

 
46c597827e5d5396b3e43e34377494e0_seXp Realtyというアメリカの不動産会社です。

同社は2009年リーマンショック後の創業で、そのオフィスはVR(バーチャル・リアリティ)空間の中にあります。

2013年に株式を公開し、6年間で株価は10倍になり、アメリカ不動産業界で最も成長が速い会社として注目を集めているそうです。

 
 
eXp社の社員は全米に散らばっていて、彼らはバーチャルな世界のオフィスに出勤して、アバターとなって打合せや仕事をこなし、会議の際には新たな知己を得るネットワーキングをするそうです。

VR空間のなかのビーチにアバター同士で出掛けたり、サッカーをしたり、ダンスをしたり、と同僚同士で親睦を深めてもいるとのこと。

 
VRオフィスでも十分に意思疎通ができ、アバター同士が対面する環境は、電話会議より同じ場所にいる感覚が得られて、緊密なつながりを感じるようになる、と社員の方はコメントしています。
 
 
弊社もスタッフ全員が外に出ていることが多く、それぞれが自宅や外出先で事務作業を済ますことも多くあります。

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そのため、電話打合せは頻繁ですが…アバターになっての打合せとはどんな感じがするのでしょう!?

想像がつきません。

アバター同士で知り合った同僚と、実際に会ったときには、互いにアバターと実物との差に驚いたりするのでしょうか。

価値観の転換が体験できそうな、そんな会社に一時出向してみたい気もします(^^)
 
 
この先、「VR空間に会社」という動きが国内でも広がりを見せたときには、土地建物の価格水準に影響が及ぶことになります。

ITの進化にはますます気を配っていかなければいけないと、身が引き締まりました。

 

 

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