伊藤です。

2018年6月よりスタートした民泊新法では、民泊を「家主居住型」(住宅提供者が住宅内に居住しながら住宅の一部を利用者に貸し出す)と、「家主不在型」(住宅提供者が離れた場所にいる住宅を貸し出す)に区分しています。

 

家主不在型」民泊の健全な発展は、我が国で大きな社会問題となっている空き家問題への対策の一つとなりえます。

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空き家を一時的に貸すことができる時代になっています

 

家主居住型」民泊は、ゲストとホストの相互理解や国際理解につながる、体験を共有する意義があります。

こういった交流の一層の進展を願い、その一端を私も担っていくことができれば、と思います。

 

これまでの人生で私にとってもっとも記憶に残る宿泊体験は・・・大学時代のアメリカ・フィラデルフィアでの民泊です。

Victorian B&Bという名前で、自宅の一部屋が貸し出されていました。

B&Bとは、ベッドと朝食を基本とする小さな宿泊施設のことです。
民泊仲介サイト・エアビーアンドビー(Airbnb)の社名もここから取っています。

 

 

左の写真はVictorian B&Bのお部屋の様子です。
女性家主の方の手によってかわいらしくデコレーションされていました。

朝食に出てきたのは、オレンジジュース、イチゴ、メロン、クランベリー、マフィン、ワッフル、ソーセージ、紅茶。

上品で家庭的なお味のお食事を美しい食器や家具に囲まれていただき、西洋社会のおもてなしに接して深く感銘を受けました。

この民泊の体験のほか、ホームステイも幾度か経験していますが、家庭に泊まる時間はいつも発見に溢れていました。

 

その後家庭を持ち、子どもたちが少し大きくなった最近は、日本に学びにきた外国人の方のホームステイを受け入れるホストファミリーを時折しています。

 

国内の少子高齢化が深刻化し、国際情勢が複雑化する中、外国の方との相互理解がより一層大切となる時代です。

 

こういった時代背景を踏まえ、不動産の利活用で所有者の方のみならず世の中にもプラスを生み出していけるよう、全力でお手伝いをさせていただきたいと存じます。

 

お気軽にお電話(03-3626-5160)くださいませ。