『やさしくわかる!不動産鑑定ストーリー』特集の第3回目です。
 

1.Cさんの状況

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Cさんは、大阪市内にて築50年近くになる店舗建物を所有、賃貸しています。
 
建物の老朽化が著しく、地震で倒壊でもすれば人命に関わることになってしまいかねないので、建物の取り壊し・建て替えをご希望です。
 
 

借り主は高齢男性で、立退料があれば退去しても構わないといいます。
 
立退料の金額の見当がつかないCさんは、立退料に詳しい不動産の専門家を探し、交渉への一歩を踏み出しました・・・

 

2.事案全容はこちら


店舗の立退料。Cさんのストーリー(その1)

店舗の立退料。Cさんのストーリー(その2)~Cさんの状況
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その3)~FRAコンサルティングへの相談
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その4)~FRAコンサルティングとの打合せ
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その5)~FRAコンサルティングからの質問
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その6)~「意見書」の内容説明
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その7)~立退料の構成要素
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その8)~借家権価格
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その9)~営業廃止の補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その10)~営業廃止の補償:①工作物等の補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その11)~営業廃止の補償:②動産移転補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その12)~営業廃止の補償:③借家人補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その13)~営業廃止の補償:④営業廃止補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その14)~営業廃止の補償:⑤雑費の補償
店舗の立退料。Cさんのストーリー(その15)~立退料の決定

 

3.ポイント解説

 <事案全容より>
 
”大阪での調査を終えた不動産鑑定士から、早々にいくつか質問が来ました。

主に、借り主の経営の状態に関する質問で、過去3年分の売上高の推移や、従業員数、人件費の状況、固定客について、など。

もしも、これらの情報が得られない場合は、一般データから推定することも可能だが、借り主から実態を聴取できればそれにこしたことはないそうです。

税務申告資料を繰って、借り主は情報を集めてくれたので、私はメールでをFRAに回答を送りました。”
 

⇒立退料はさまざまな要素で構成され、テナントの経営資料なども評価に必要です。ただ、テナントの協力が得られず、資料が乏しい場合でもご安心ください。不動産鑑定士の独自調査で、評価に必要なデータを収集いたします。

 

立退料に関するご心配ごとがおありでしたら、ご遠慮なくご質問(03-3626-5160 土・日・祝日もお受けします)ください。

 

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