FRAコンサルティングの伊藤です。

港やクルーズについてのブログを書いているうちに、街には夏休み入りした小・中・高生たちの声が響いています。

観光地がますます賑やかになるシーズンです!

 

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日本を代表する観光都市といえば、京都。

 

7月初旬に京都市が公表した「京都観光総合調査」について、ご紹介したいと思います。

「京都観光総合調査」は京都観光における観光客数や観光客の満足度、外国人観光客の動向などをつかむことを目的に行われている調査で、今回発表されたのは、2017年1月~12月の調査結果です。

 
 
 
 

京都市観光総合調査

 

出典:京都市「平成29年 京都観光総合調査」より

 
図表1のとおり、観光消費額が前年に比べ3.7%増の1兆1,268億円となり、2年連続で1兆円を突破し過去最高に。

 

また、宿泊客数も、日本人・外国人のいずれもが増加し、前年に比べ10%増の1,557万人で過去最高となったそうです。

一方、観光客数は5,362万人。前年に比べ2.9%減と、2年連続のマイナス。
外国人日帰り客は増加しましたが、大阪や滋賀など近郊からの日本人日帰り客が、混雑を嫌い減少していることが影響しています。

 

 

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この調査期間である昨年、私は京都へ行きました。

 

実は今から20年前に、数ヵ月間ですが、東山の銀閣寺近くで働いていたことがあります。

記憶に残るその当時の京都と、昨年の京都はもはや全く違う場所のように思えました。

哲学の道を歩いても、カフェに入っても… 日本人より外国人のほうが多かったです。

 

一番驚いたのは、JR京都駅からかつて通勤に使っていた市バスに乗ろうとしたときのこと。

長蛇の列が幾重にもなり、乗車までに数台待ちとなりました。

通勤ルートがこうでは、毎朝遅刻にドキドキすることになってしまいます^_^;

 
京都市は、市バスへの「前乗り後降り」方式の導入や「地下鉄・バス一日券」の値下げなどで交通機関の混雑緩和を図るとのことです。

 
 

最後に、京都市内の不動産市場に目を向けますと …宿泊需要の拡大を見込んだホテルの建設ラッシュが続き、商業地も住宅地も地価は上昇傾向です。

 

1兆円超となった観光消費の今後の伸縮は、地価動向を左右します。
 

弊社のお客さまには京都に物件をお持ちの方が多くいらっしゃいますので、観光の重要指標に目配りを続けたいと思います。

 

 

京都・大阪・神戸の物件も、多数ご依頼いただいています↓

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