伊藤です。

前々回ブログでは、2020年東京オリンピックで横浜で実施されるホテルシップ(※)について書きましたが、東京でもホテルシップの実施が決定しています。

※クルーズ船を一定期間にわたりホテルとして活用すること

 

株式会社MSCクルーズジャパン(本社所在地:スイス)の「MSCリリカ」が選ばれました!

 

「MSCリリカ」の概要は以下のとおりです。

 

MSCリリカ

出典:東京都港湾局・報道発表資料より

 

江東区の15号地木材ふ頭に、大会期間中停泊する予定となっています。

 
 

クルーズが盛んな海外と違い、長らくクルーズ旅行は日本人にとって身近なものといえませんでした。

しかし近年は日本人のクルーズ人口(船内1泊以上の外航クルーズ又は国内クルーズを利用した日本人乗客数の合計)も訪日クルーズ旅客数(日本へクルーズ船により入国した外国人旅客数)も増加が顕著です。

 

国土交通省の「2017年の我が国のクルーズ等の動向(調査結果)」によれば、

・日本人のクルーズ人口は、31.5万人(対前年27.0%増)
・訪日クルーズ旅客数は、約252.9万人(前年比27.0%増)

と、いずれも過去最多を記録しています。

 

国土交通省は、官民連携による国際クルーズ拠点設置など、クルーズ船の受入環境を整備して外航クルーズ船の寄港を促進しており、今後も訪日クルーズ旅客数は増加が期待されます。
 
ホテルシップが話題となることで日本人のクルーズ人口も上昇傾向が続くことでしょう。
 
 

数千人の観光客の来訪が寄港地にもたらす経済効果は、その規模が大きい場合には当地の不動産市況に影響を与えます。
 

港湾都市についてはクルーズ動向にも目配りが必要です。

 

 

 

臨海部不動産の鑑定評価のご依頼を多数いただいてまいりました↓

**◇◆どうぞお気軽にご相談下さい◆◇***************************

ウェブフォームはこちらです ⇒ www.fra-c.co.jp/contact/

お電話、土日祝日もお受けします! ⇒ 03-3626-5160

【初回ご相談無料】 株式会社FRAコンサルティング

***********************************************************