伊藤です。

前回のブログで、私が前職で本にかかわる仕事をしていたお話をしました。

ブログを書く間に、「不動産」と「本」どちらも人のあらゆる活動に影響を与える力を持つ!と、意外にも二者に共通項があることに気付き、両者ともますます、いいものだなぁ、と思います。

 
これまで「不動産」を考えるきっかけとなる「本」と出会ってきました。

そんな本を今日から3冊ほどご紹介させていただきます。

 
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最初の1冊は『TOKYO STYLE』です。
 
1993年発売の都築響一さんの手による写真集。
(オリジナルのハードカバーは12,000円でした! 文庫版・1,620円が今も書店にあります。)

1991年頃の東京の普通の暮らしを、小さなスペースにモノが詰めこまれた部屋など、住まい手の生活感に満ちた居住空間を切り取る大量の写真によって提示し、いま(当時)の東京を表現した本です。

 
 
生活を離れて美しくととのえられた空間ばかりのインテリア特集や写真集、伝統的和の美に偏った視点で作られた外国人向けの日本紹介写真集、といったフィクションの世界にリアルを突き付け、国内外にインパクトを与えました。

 

 
この本を手にすると、家と人との分かち難いつながりを強く感じます。

 
写真の中に住人の姿はありませんが、部屋の個性は人の個性そのもの。
誰もいない空間なのに、誰かの存在感がたしかにあるのです。

 

くつろぎ、癒され、また働く場ともなる家なくして、人は生きていけません。

家とは土地と建物という不動産。そして人も不動産も唯一無二。

 

それぞれの方の不動産との結びつきに心を寄せていきたい、と思わせてくれる本です。

 

 

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