伊藤です。

前回ブログに書きましたとおり、先月、テレビ朝日の『THE更地』~空き家を解体のプロたちがテクニックを駆使して更地にする空き家解体バラエティ~を見ました。

 

そのとき、「空き家問題」のほかに頭に浮かんだ言葉があります ― 「取壊し最有効」です。

 
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「取壊し最有効」とは、不動産鑑定用語で、古い建物とその敷地(=不動産)について”この不動産の最も合理的な利活用は、建物を解体して更地化すること”と判断した時の表現です。

 

 
『THE更地』に登場した、

・横浜市の築40年の空き家
・富山市の築50年の空き家

のどちらも、迷うことなく「取壊し最有効」と判断されます。

 

 
不動産の評価に際して「取壊し最有効」となることは決して珍しくありません。

 

ある不動産について「取壊し最有効」との判断に基づく鑑定評価書を提出、その後に評価地を訪れたときには、建物が取り壊されて更地の状態になっていた、あるいは新しい建物が建っていた、という経験は多いのですが… 「取壊し」の作業の流れ全体を通しで見る機会はこれまでなかったです。

 

そんな私にとって、解体工事の全容がドラマチックに映し出された『THE更地』はとても興味深い番組でした。
次に木造住宅の案件で「取壊し最有効」となったときには、見る目が変わりそうです!

 

 
『THE更地』の続編が制作されて、今度はビルの解体が取り上げられたら嬉しいです☆

 

 

 

 

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