FRAコンサルティング・伊藤です。

8月26日、『桜新町ものづくりの魅力発見ツアー』に参加させていただきました。

 

IMG_6476このツアーは、操業環境と住居環境の調和のための「コミュニケーションの場」として、地区内でものづくりをなさる事業所と世田谷区が「桜新町地区住工共生まちづくりイベント」として実施なさったものです。

 

事業所マップ・ガイドブックを手に、グループに分かれて地域を歩き、事業所を見学をしました。

 

←地域を歩くと、あちらこちらにこの「準工業地域」を示すパネルが設置されています。

 

 
ここで「桜新町地区準工業地区」の歴史をたどってみましょう。

 

戦前、この地域で土地区画整理事業が行われました。

 
戦後は整備された土地へ大企業の工場をはじめ事業会社が進出し、昭和30年頃には産業色の強い町となりました。

その後、昭和44年に路面電車(玉電)が廃止されて、この路線を引き継ぐ形で昭和52年には新玉川線(当時)が開通し、このころにはマンション、戸建住宅、社宅などの住宅も立地するようになって、駅周辺には商店街が発達し、住・商・工の用途が混在する町となりました。

以後、年を追うごとに工場の区外への移転が進み、工業用途から他用途へと利用の変化が続いています。

 

 
ツアーでお会いした、戦後まもなくから当地で事業を営む会社の方のお話では、今から40年ほど前にはカメラの下請け工場が多く、レンズの世界トップクラス企業の工場もこの地にあったそうです。

経済成長が続く中、事業拡大にともなって有名メーカーの工場は、福島などの周辺の他県、さらには中国、タイ、ベトナムといった海外へと移り、この地で創業した中小企業も、本社だけ残して工場は移転する、というケースが多くなりました。

周辺のマンション化が激しく進んだと感じるのはここ20年ほど、とのお話でした。

 

 
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