世田谷区準工業地域

 

伊藤です。

 

世田谷区で準工業地域に指定されている地域は、区全体面積の1.0%のみ、と前回のブログでご紹介しました。

 

左の図(世田谷区『世田谷の土地利用2011』より)のピンクで示された数ヶ所がこの指定地域で、このうち「桜新町地区準工業地区」(地図中央)は、東急田園都市線の北西に広がる区内最大の準工業地域です。

 

 
準工業地域は、都市計画法では「主として環境の悪化をもたらすおそれのない工業の利便を増進するため定める地域」とされていますが、実際は「用途が混在する地域」との表現がしっくりきます。
危険性の高い工場などのごく限られた用途を除けばほとんどの建物が建てられる、”ふところの深い”用途地域です。

(詳しくお知りになりたい方は→ 東京都『用途地域による建築物の用途の制限の概要』をご参照下さい。)

 
世田谷区の準工業地域内では、工業用地から住宅用地へ、特にマンション用地への転用が進行しています。

区の調査では、1991年から2011年の20年間で、工業系が約49%減少する一方で住居系が約8%増加、と、土地利用が変化しました。
また、集合住宅の棟数は約16%の増加でした。

 
サザエさんの町・桜新町の一角にある準工業地域も、この時代の流れにしたがって今も変化の過程にあり…

 

事業所が減って居住者が増えるなか、地域住民と事業所との交流を深めることを目的とする『桜新町ものづくりの魅力発見ツアー』といったイベントが企画・実行されています。

 

住工共生を目指す桜新町について、次回より詳しくお話してまいります。

 

 

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