伊藤です。

 
5フィリピンのインフラ(道路、電力、鉄道、下水等)整備は、非常に遅れており、これが製造業育成の阻害要因となっていると言われます。

 

ダボス会議で有名な、世界経済フォーラムが発表した「2016-2017 世界競争力レポート」によれば、フィリピンの公共インフラの質は、対象138ヶ国中95位です。

ちなみに、日本は5位です。

 
滞在中にインフラの不備を体感したのは… 道路とトイレでした。

 
仕事・プライベートを問わず、足を使って発見・刺激を得ることを私は大切にしています。セブでも連日街を歩きました。

 

ホテルが面する車道と歩道が分離した大通りは幹線道路のはずですが… 道路に凹凸があるのはもとより、唐突に歩道が消えて平均台わたりのようなことをしなければ先に進めなくなったことに驚きました。おそるおそる何とか渡りました。

 

 

タクシーに乗ったときには渋滞に遭い、目的地はすぐ近くなのにいっこうに辿りつけないことがありました。

 

 
何より一番私が困ったのは、トイレにトイレットペーパーを流せないことです。

 
ペーパーはトイレの横にあるカゴ等に捨てなければいけませんが、身についている習慣は簡単には変えられず、つい流してしそうになります。

 
宿泊ホテルだけでなく、ITパーク内・リゾートエリア内、いずれの高級ホテルでも流すことはNGでした。

 

 
5-2

2017年5月2日の日本経済新聞に、以下の記事がありました。

 
『フィリピンのドゥテルテ大統領がインフラ開発を軸とした経済政策を始動させる。今後3年間で3兆6000億ペソ(約7兆9000億円)を投じる。インフラ整備資金は積極的な首脳外交で日本と中国から取り付けた経済支援を活用。脆弱な公共インフラを改善し、7~8%の経済成長を目指す。』

 

 

 
公共投資が着実に実行されてインフラの質が上がり、フィリピン滞在がより快適になる日が楽しみです。

 

 

上下水道・都市ガスの普及率は、大切な地域要因です↓

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