同一需給圏とは、評価する不動産と市場でライバル関係となる不動産が存在する地域(エリア)です。

取引事例は、この同一需給圏を範囲として収集します。

 

 
【 高級住宅評価のポイント ①同一需給圏 】

 
続けて、評価上の注意点について、鑑定評価書作成の流れに沿って担当鑑定士に話をします。

 
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それでは、高級住宅の同一需給圏について。

 

名声が際立ち、ステイタスシンボルとなっている高級住宅地域は、その周囲を取り巻く中級住宅地域や普通住宅地域との代替性や競争関係は薄いです。

 

強い選好性が働いて、同じような名声やステイタス性が認められる他の高級住宅地域とのみ代替関係が認められ、特に高級の程度が高ければ高いほど、地域は限定される傾向があるから、注意して下さい。

 

 

 

今回の対象地は、都内屈指の高級住宅地として有名で、上場企業の創業者や、各界の著名人も居を構えるなど、高級の程度が高いですね。

 
地域的に離れていて、沿線も違うけれど、田園調布の特に放射状にあるエリアなど、同一需給圏と言っていいでしょう。

 

このように、利便性についての同質性を基準にするのではなく、広域的観点から、高級住宅地としての要因の共通性が認められる地域を同一需給圏と捉えます。

 

 

 

<次回に続く>

 

 

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