不動産鑑定士・伊藤です。

オーナーから立退きを請求され、立退料について争うことになった、D社のストーリーの続きです。

 

【 調査評定額 】
File 000913

 

 

調査報告書の全ページについて、一同での確認が終わりました。

 

報告書に附属する資料として、土地の取引事例の比較表、事務所の賃貸事例、各種図面ほか様々な写真が添えられていました。

 

 

 

一連の緻密な分析検討に基づき、不動産鑑定士が導いた適正な立退料の額は、4,500万円。

オーナー側から提示されている1,200万円を大きく上回るものです!

 

社長も弁護士も、この金額に納得し、顔を見合わせ頷いています。

 

弁護士は、裁判所提出資料の作成を急ぐ、と力強く言い、明るい雰囲気の中、打合せは終了しました。

 

 

<次回に続く>

 

 

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